〜曳山まにあ・おじゃがの独り言〜 その25
『曳山のはなし』を斬る! D青獅子への猛チャージ!?


曳山ば曳く時にゃタブーのいくつか存在しちょらすとは皆さんご存知やろうかと思います。
そん中の一つに前の曳山ば綱で挟んじゃならんってのがあるとです。
まぁ順番ば守るとが当然やっけんが理由も無ぉして前の曳山ば追い抜いたらイカンちゅう事です。
今でちゃ前の詰まって追いついた時に後ろん曳山は綱ば纏めてから前ん曳山の舵棒に
触れんごとしよるとば見かけるでしょう。
ばってんが例外はあるとです。曳山のはなしの青獅子のページば見てみます。
>青獅子は西の浜曳込みのとき、材木町の曳山の猛追に遇い、材木町の曳山の台車で
>青獅子の曳山の梶棒を二本折られたことがあった。
なしぎゃこてこげんかコツの起こるとやろか?
そいは独り言その20に書いたばってんがお旅所に曳き込む時、刀町・中町・材木町で
ドコの曳山のいっちゃん早かか競争ばしよったとです。
今現在はこげんコツはしません。ばってんが競争ちゅうとは面白かもんです。
なんで今は無ぉして昔はやりよったとでしょうか?普通面白かコツなら続けるとが人間ばってんが・・・



最近良かヒントば教えて貰いました。
西の浜のお旅所、最初は今ん場所にあったらしかとばってんが大正前後くらいの
お旅所は今の総合庁舎、旧西高の敷地の北西角辺りにあったらしかとです。
そこから半円ば描いて14台並ぶとやったらしかとばってんが最初の3ヶ町だけは
今の産業道路よりか南側、残り11台は今のお旅所の中に並びよったらしかとです。
そん3台だけは隔離されとったけん競争も可能であり今の状態じゃ出来んごて
なったっちゃなかとかなぁ・・・と勝手に我が独りで思いよります。


曳山のはなしは本文は古館翁、注釈は異論がある場合の別の方からの情報です。
この中町と材木町のトラブルは注釈として中町と大石町だったとの古老の言葉が
掲載されています。
しかし順番的にはそれは在り得ず、古老の記憶違いだったかと思います。


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